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トップメッセージ

経営ビジョン

三栄コーポレーションは真に優れた生活用品を提供します。
「健康と環境」をテーマに健やかで潤いのあるくらしを創造します。

トップメッセージ~100年企業を見据えて~

代表取締役社長
小林 敬幸

 当社グループは、1946年の創業以来、一貫して生活に密着した商品をご提供することを事業の理念とし、100年企業を念頭に、下記の2つの事業の相乗効果を追求するビジネスモデルを展開しております。1つが、お客様のブランド商品を製造・品質管理・物流まで一貫して提供するOEM事業です。もう1つが、OEM事業で培ってきた海外ビジネスの知識と経験を活用し、自社ブランドや海外の秀逸なブランドを販売するブランド事業です。

 今年は、新型コロナウイルス感染症の影響から、人命を優先しなければならない事態となり、私たちの生活やビジネス環境が世界的に一変したことで、企業規模の大小に関わらず、経営の力が試されることとなりました。当社グループにおいては、海外関係会社の業務も制約された他、国内関係会社が運営する小売店舗はその殆どが長期間に亘り休業を余儀なくされるなど、事業活動に大きな影響が出ております。

 このように、先を見通しづらい厳しい経営環境下、原点に立ち返るため企業理念を再考し、当社創業者が以前に掲げていた「随縁の思想」を、三栄のこころ、として改めて掲げることとしました。『随縁』とは、仏教を起源とする言葉であり、「縁に従うこと」「縁に従って種々の相を生じること」を意味します。仕事だけではなく、人生において、人と人とのつながりが一番大切であることを、私たち一人ひとりがいつでも立ち戻れるよう、企業理念に据えました。また、同時に、当社の経営ビジョンも上記のとおり刷新し、それを端的に表す「くらしに、良いものを。」を、経営ビジョンのステートメントとして新たに設定いたしました。

 一方、2020年3月期業績は、前年比で減収、営業利益・経常利益は増益、当期純利益は減益となりました。様々なステップにおいて採算性を見直しており、それが奏功した一方で、地域別では北米の売上が大きく減収となった他、小売事業においては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う事業環境の悪化も影響し、拡大を続けてきた店舗数が結果として足かせとなり、減損損失を計上せざるを得ない事態となるなど、乗り越えなくてはならない複数の課題に直面しています。

 その上で、世界的に冷え込んだ経済の再活性化や消費意欲の本格的な回復には時間がかかると予想されており、2020年度は私共にとって試練の年となることは間違いありません。

 しかしながら、「WITH コロナ」を前提とした新たな日常の常態化を模索する動きも既に出てきており、それとともに、新たな消費志向の出現や、所謂働き方改革の進捗が期待されていることも事実です。

 たとえば、当社においては、多くの方が在宅で過ごしておられた2020年の春以降、日本市場で運営するオンラインのインテリアショップの売上が大きく伸長しており、新常態下でのEコマース事業の需要を着実に感じています。
 また、柔軟性や創造力がビジネスに一層求められる中、当社では、機動性と実行力をより高めるため本年6月に機構改革を実施するとともに、感染拡大防止が導入のきっかけとなったテレワークを、今後も新しい働き方の選択肢の一つとして継続することで、より効率的な会社運営、また従業員の働きやすい環境を整えることといたしました。

 新たに生まれつつある価値観に対応し生き残っていくためには、当社が長年培ってきた生活用品の商社という専門性を活かしながらも、様々な角度からのアプローチを携え、当社ならではの付加価値創造を果たしていく必要があります。最近では、服飾雑貨事業において、循環型社会実現の一助となるよう、サステナブルな素材提供等を行う“Our EARTH Project”を立ち上げるなど、新たな取組みを進めておりますが、先人たちの教え「随縁の思想」を肝に銘じ、新たな時代にも育んでいける事業に、これからも誠実かつ積極的に取り組んでまいります。

 ステークホルダーの皆さまにおかれましては、引き続き多大なるご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

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